静岡県と言えば富士山!そんなイメージを持つ人も少なくないと思います。
しかし、静岡は色々な名所がある場所で、富士山だけではないんですよ。
実は静岡には摩訶不思議な池があることをご存じでしょうか。
地元の人達は知ってる方も多いかもしれません。
場所は静岡県浜松市天竜区の亀ノ甲山の中腹付近になります。実はここで非常に神秘的で幻想的な光景が見れることで有名なんです。
実は七年に一度だけ、突如として美しく幻想的な池が出現するんです。
これは遠州七不思議の一つと言われている現象なんですよ。
静岡県浜松市天竜区の亀ノ甲山の標高800メートル部分にあたる場所で、この窪地は、普段は一滴の水もない杉木立の平坦な場所なんです。
ところが七年に一度、いきなり水が湧き出てなみなみと水を湛えた池になるんです。
池の周囲が約200m、水深が2~3mもの深めの池となり、この池は「池の平」と呼ばれています。
それではどうしてなみなみと水が溜まった大きな池が、突然出現するのでしょうか。
標高は800メートルありますので、地下水が上に湧き上がってくることはまず考えられないと言われています。
結局はどうしてそんな池が出来のか、未だに謎のままなんです。
ただ、この池には昔から色々な言い伝えがあり、伝え続けられる伝説の一つ目が、桜ヶ池に住んでる龍神が、信州諏訪湖に行く途中、この池で休息した形跡後というもの。
そしてもう一つは、浜松市天竜区水窪町地頭方にあった山城、高根城の城主が武田信玄に攻められて負け、落城。
その城主、「奥山民部少輔貞益」の後室である「おかわ御前」が、武田信玄に敗北した際の無念の涙でできているというものです。
そこような言い伝えもとてもロマンがあり素敵ですよね。しかし、そんな話が出るほどにこの池はとてもミステリアスな雰囲気が漂い、出現シーズンには一目見ようとたくさんの観光客が訪れるんです。
その神秘の池、池の平の出現周期は、およそ7年周期と言われていて、多少前後があります。
大体、夏の終わり頃に突然出現し、数日から20日ほどで水が引いて無くなっていきます。
そのシーズンに是非一目その神秘的な姿を見たいという方は是非、実際にその素晴らしい光景を目に焼き付けてほしいと思います。
インターネットの動画サイトなどを見ると、七年前後の周期に併せて上手くその池を見ることが出来た人は動画を撮ってアップしている人もいますよ(´▽`)
また、グルメの魅力も忘れてはいけません。静岡県の浜松市というと美味しい食べ物がたくさんあるんですよね。
浜松に来たら外せないのがやっぱりうなぎ!
ここに来たら食べて帰らないのは絶対に損!
世界的にも浜松のうなぎはとても有名ですので、是非一度、脂の乗った絶品鰻に舌鼓を打って欲しいと思います。
特に美味しいと評判のお店は行列が出来ている場合もありますので、要チェックですよ♪
如何でしたか?
浜松の不思議な池、かなりミステリアスでしょう?出現周期もかなり長いですので、見ることが出来た方は相当ラッキーです!
地元の人でさえ、しっかりと見たことが無い場合も多いと思います。
浜松に遊びに行くのならば、この池の出現チャンス時に行ってみるのも良いかもしれませんね。