埼玉県と言えば、東京の都心にも近いですし、結構アクセス的にも便利な場所にあり、結構観光スポットなども多い場所なんですよね。

色々ある観光スポットの中でも、今回はちょっとディープな寺院を紹介しましょう。

とは言っても、歴史ある由緒正しいお寺ですので、地元の人にとってはとても馴染みの深いお寺なんですが、おそらく埼玉県外に在住の方は知らない人も多いのではないかと思います。

それは「喜多院」というお寺なんです。

埼玉県にある喜多院は天台宗の寺院で、結構有名なんです。

建物はほとんどが重要文化財に指定され、貴重な美術工芸品を多く保有することで知られています。

特にこのお寺には一郭に設けられた五百羅漢が有名で、参拝客を和ませてくれるんですよね。

重要文化財がたくさんあるこのお寺なのですか、実は七不思議もたくさんあり、昔から色々と言い伝えられているものがあるんです。

今回はそんな七不思議の中の一つを紹介しますので、興味がある方はそれを念頭に置きながら参拝してみるのも面白いと思いますよ(´▽`)

とかく神社仏閣には昔から七不思議があったりするのですが、こちらの喜多院は「底なしの穴」と呼ばれる穴があります。

残念ながら今は穴から覗けるようようにはなっていなくて、名残として残っているだけのようです。

実は喜多院の山門のすぐ正面には、国の重要文化財になっている日枝神社があり、ここに底なし穴が存在したんです。

この穴は不思議なことにのぞき込んでも全く底が見えないので一体この穴の底はどんな風になっているんだろうと、当時の住人がその穴に向かって色々なものを投げ入れたんです。

しかし投げ入れても底にぶつかる音もせず、挙げ句の果てはその投げ入れたものがそこから500メートル離れた池から発見されたりしたので、当時の人達はとても不思議がり、そこを底なしの穴と命名したそうです。

こういう言い伝えって本当に面白いんですよね(´▽`)

喜多院自体、とても広大な土地で数々の重要文化財を見ることが出来ますので必見の価値ありのお寺なんですよね。

また喜多院付近にも食べ物屋さんがたくさんあり、お腹が空いたらそこで満たすことも十分可能なんですよ。

ちょっとお洒落なお店もあり、十分な時間をそこで過ごすことも可能です。

喜多院自体は夕方の四時半で終わってしまいますので、じっくりと見たい方はちょっと早めに行くのが良いかもしれません。

全部の七不思議を回っていたり、重要文化財等をしっかりと見学していたら、敷地が広いだけに時間が足らなくなってしまう可能性もありますよ。

因みにこちらのお寺は、徳川縁のものもたくさん展示されています。それだけでも必見の価値ありですよね♪

近くまで来たら、是非、参拝したいお寺の一つとして推奨されていますので、時間の許す限り、重要文化財の数々を堪能してと思います。

土日や連休、桜が見頃な季節や、ちょっとした行事が行われるときは駐車場もいっぱいになるぐらい混みますので、その辺りに関しては事前に下調べをした上で行くようにしてくださいね(´▽`)